「帯をギュッとね」という柔道漫画で、楽しい練習ばかりじゃ勝てない、苦しい練習じゃなきゃダメだ、という考えは、苦しんだから勝たせてくれという甘えだ、というような話があったのだが、これは鋭い考え方だと思う。

そして「乱数の話をする際には欠かせないだろう」ということで紹介されたのが「ドルアーガの塔」だ。本作は,主人公のギルが迷路状のフロアを突破していくという60面構成のゲーム。現在のゲームであれば,プログラムの中に60階分のマップデータが内蔵されているところだが,本作にはそうしたものは存在しない。ステージ開始時の音楽が鳴っている最中,乱数を使って迷路の壁が生成されているという。
 乱数のseedとなるのは,ステージごとに決められた数値。seedが決められているため,毎回同じ形の迷路が生成されることになる。ランダムな結果を導き出すはずの乱数が,毎回同じでなければならないマップを作るのに使われている逆転現象が面白い。
 同作の迷路で特徴的なのが,通路が右下へ伸びるジグザグの階段状になっていることで,これはLFSRが1回の計算で1ビットの乱数を生成するところを,2ビット組み合わせて使っていることから,規則的な階段状の構造が生まれるのだという。加来氏によれば,ドルアーガの塔については「このテーマだけで講演時間を全て使っても説明しきれない」ほどにディープな話題なのだそうだ。

苦しい時ほど、自分からアウトプットされる文章が洗練されて後々すごく役に立つものが出来上がるってわかってから、凹んだ瞬間「しめしめ、この感情はいいエネルギーになる」って考えられるようになった。苦しんでいるからこそ引き出される自分の能力に気づくと、並大抵のことでは凹めなくなるよ。

スコップを渡されて、 「はい、ここに穴を掘って下さい」 と言われたとします。

もうひとつの指示は、 「1メートルまで掘ったら教えて下さい」 と、いうものです。

あなたはいっしょうけんめい穴を掘り、1メートルになりました。

指示通り報告すると、指示した人は穴のなかをちらっと見て

「はい、わかりました。埋め戻して下さい」

埋め戻すと、今度は別の場所を指さして、また同じことが繰り返されます。

これが毎日。これがあなたの仕事だとしたら・・・

「むなしい」 「腹が立つ」 「やる気がでない」

感想を伺うと、こんな言葉が出てきます。

仕事というより、罰ゲームという感じですね。

そして、別の指示者は、あなたにこんな指示をします。

「このあたりの地下1メートルに、貴重な遺物が埋まっています。  ただ、くわしい場所がわからないので、細かくくぎって、しらみつぶしに  掘って調べなければなりません。

 このあたりは地盤に問題があり、重機を入れられないので、人力で  掘らなければなりません。

 計画表をお渡ししますので、それに従って、遺物が出るまで、区画ごとに  掘って確認して下さい。

 何日もかかるたいへんな仕事ですが、あなたなら粘り強くやってくれると  信じています。

 おまかせしますよ。」

実際に行う仕事は、最初の穴掘りとまったく同じです。

どちらが、やる気が出るかは、いうまでもないですね。

836 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2011/10/02(日) 20:33:35.24 ID:djOykDTr0 
ユダヤ人のことわざ―ユダヤ3千年の知恵 A. ランツベルガー
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・金のために結婚する者には不良の子が育つ
・不幸を悲しむのは、不幸が起こってからでも遅くはない
・真に貧しい者としてとどまっているのは、知性のない者だけ
・敵には助言を求め、その助言の反対のことを行え
・貧乏人と病人の忠告にはいつも真意がある
・無知が支配するところでは、自分に英知があっても何の役にも立たない
・金持ちとは、自分の富から収益をあげ、その富を楽しむ者である
・知者が間違うときは、恐ろしいほど根本的に間違う
・すべて金で買うことができるが、知性だけは買うことができない
・善と悪を区別できるだけでは、まだ賢者とは言えない。二つの悪の中から小さい方の悪を選ぶことができる者が賢者である
・すべての人に対して一様に親切な者は、たいていはまた、すべての人に対して一様に不親切である
・年をとっての破壊は建設であり、若いときの建設は破壊である
・一文もとらずに治療する医者は、一文の値打ちもない医者
・人は仕事がないと政治に関わり始める
・利害関係ができたときにはじめて、友人かどうかが分かる
・医者に尋ねるより病人に尋ねよ
・貧乏と自尊心は折り合わない

【第150段】
一芸を身につけようとしてる奴で「下手なうちは人に見せられないから上手くなってから見せよう」なんていう奴いるじゃん。
こいつダメ。こんなん言ってるやつはまず上手くならない。
下手くそなうちから上手い人に混じる。叩かれても気にしないで練習する。こういうのは別に向いてなくても伸びる。
年が経ったら適当にしか練習してない天才なんかよりよっぽど上手くなる。最終的には最高の評価をもらえるようになる。
天才だって最初は下手だのクソだの言われてるんだよ。それに耐えて王道を進む。寄り道はしないで一途に励む。
こういう奴がその道の第一人者になるなんてどの世界でも一緒に決まってんだろ。


原文
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、
いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、
その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、
徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。
天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、
これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。

「自分に合った」仕事など、いつまでも見つからない。なぜなら、彼らは、「自分に合った」仕事をみつけたいと言う。その一方で、「自分が分からない」とも言う。つまり、わからないものによって、わからないものを見つけようとしているわけだ。そんなもの、見つかる道理がないではないか。自分と言うものは、「わからない」のではなくて、自分というものは「ない」のだと、一度思い知らなければダメなのだ。
池田晶子『知ることより考えること』(新潮社)